【レース回顧】有馬記念 1着リスグラシュー

G1馬が11頭が集まった有馬記念が終わりました。

色々な経験をして来た馬がいますので、各馬に色々なファンがいますので、思い入れの強いレースになったと思います。

そしてこの有馬記念を勝ちましたのは、グランプリレース同年連覇、G1を3連勝となりましたリスグラシューです。

まずはリスグラシューのスタートからなんですが、リスグラシューは1,2完歩出脚がつかずに出負けするんですが、その弱点は今年の途中から克服されていましたね。

道中はリスグラシューの周辺はガラ空きでしたし、経済コースで脚を貯めに徹していましたね。

ペースもハイペースでしたし、アーモンドアイをマークするのでは無く、自分の競馬に徹したのが良い結果に繋がったと思いました。

特に気になったのは最後の4コーナーの仕掛けです。

アーモンドアイぐらいの断然人気の馬をマークしているなら、4コーナーでポジションを上げた時に一緒に真後ろを追走するのですが、レーン騎手は違うプランを用意していました。

位置が遠ざかりますが、馬場の良い外に回し、ここでも自分の競馬に徹することを優先した事です。

 

しかもアーモンドアイの近くにスペースがありましたが、それでも選択しませんでしたからね。

よっぽどレーン騎手に手応えの良さや自信があったのだと、パトロールを見て思いました。

むしろ手応えがあっても、あんだけ結果の出しているアーモンドアイのマークをここ大一番で外せた事が凄いです。

これって本当に凄い事だと思いますし、リスグラシューの初の2500mや、レーン騎手の実はぶっつけ本番の初中山競馬場、色々な初めての経験でも5馬身差勝ちって、陣営も相当自信があったと思います。

正直今年の内容なら、歴代の牝馬でも肩を並べられる強さだと思います。

5歳がピークならまだ現役を見たいと言う気持ちはありますけど、将来に託して子供の姿を見たいです。

矢作調教師もここ数年はG1で結果も出て充実されていますね。

今年は牝馬の活躍が目立った1年だと思います。

それに年度代表馬が、有馬記念の結果でリスグラシューになる可能性が高くなりましたね。

国内外と日本の馬が活躍されましたし、競馬ファンとして楽しませて貰った1年でした。