複勝・ワイド男

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【レース回顧】ヴィクトリアマイル(後編) 騎手の力量差

ヴィクトリアマイルのレース回顧の後編になります。前編はこちらから

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2点目の騎手の力量差についてです。

 

今回石橋騎手とレーン騎手を比較しますが、お互いの体内時計がレーン騎手がより正確だった事です。


今回アエロリットの逃げで600m33.7秒と言うハイペースな訳ですが、石橋騎手は早仕掛けで先頭を捉えに行き、レーン騎手は最後に先頭を捉えたのが大きな違いだと思います。


ハイペースでもアエロリットの逃げ切りをケアした石橋騎手と、ハイペースでアエロリットの逃げきりを切ったレーン騎手と言ったら、よりハッキリしているのかと思います。


その結果として、石橋騎手は残り400mぐらいでムチを使い、レーン騎手は残り150mぐらいでムチを使っていた事が映像で確認出来ました。


これは騎手の中でしか無い、速い遅いの体内時計があっての事なので、より正確だったレーン騎手が1枚上手だったと思っています。


日本の競馬を1ヶ月もしないでモノにするなんて、これはかなりの実力だと認識しました。


逆に石橋騎手は、今回のようにG1でマークされる立場の経験が浅いのかなと思いました。

 

レーン騎手もG1初勝利と言う事もあって、挑戦者の立場だったことも要因のひとつかもしれません。


どうしてもG1では、マークされる立場の騎手と、マークする立場の騎手と言うのが、ハッキリと別れてしまいます。


石橋騎手は正直G1でマークされる事が今まであまり多く無い為、これからの課題となっていきそうです。