【レース回顧】ヴィクトリアマイル(前編) 1着ノームコア
D.レーン騎手旋風が止まりません。4月27日から騎乗をしたのですが、既に重賞3勝をしてしまいました。
しかもヴィクトリアマイルと新潟大賞典は、5番人気と7番人気と言う事もあって、これはレーン騎士と日本で、かなり太いパイプが出来たと思いました。
それでは肝心のレース回顧していきましょう。
今回のカギとなった点は、ざっくり2点あると思いました。
1点目はラッキーライラックを徹底マークをした事、2点目は騎手の力量差が出てしまった事です。
ノームコアのスタートですが、良くも悪くもない普通のスタートでした。
その後のポジション取りですが、枠も近い関係で、レーン騎手がラッキーライラックの真後ろを取りましたね。
スタートして隊列がバラけ出して、ラッキーライラックの後ろにスペースが出来た瞬間、真後ろに入れました。
コーナーもラッキーライラックを射程圏内に入れた位置にいて、若干外に回していつでも前を捌けるようにしています。
そして最後の直線ですが、石橋騎手が前にいるアエロリットを早めに捉えようと、ラッキーライラックが早仕掛けをします。
しかしその結果早目に足を使ってしまい、更に今回は600m33.7秒とハイペースでした。
最後はアエロリットとラッキーライラックはどちらもバテてしまい、失速をして4着5着となっています。
2頭が早目に脚を使ってくれた事により、目標が出来たノームコアは、ギリギリまで脚を温存して、最後の最後で末脚を発揮して1着入線となりました。
これが1つ目の、ラッキーライラックを徹底マークした事が勝因に繋がりました。
ハイペースで早目に先頭を捉えに行ったラッキーライラックを、射程圏の入れつつもギリギリまで脚を溜めて、最後の最後でムチを使うと言う、作戦勝ちだと思います。
そして2点目も殆ど答えているのですが、騎手の力量差が明確に出た点です。
文字数が多くなってしまうので、続きは次の記事に記載しようと思います。
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