【レース回顧】天皇賞秋 1着アーモンドアイ
G1馬10頭集結となった天皇賞秋は、単勝1.6倍となった1番人気のアーモンドアイの、3馬身差の勝利となりました。
展開面の恩恵を受けたのもありますが、このメンバーで3馬身勝ちって、文句なしの現役最強馬ですね。
今日は天皇賞秋の翌日休暇(そんなものは無い)なので、昼間に家でのんびりレース回顧の記事を書いています。
ゲート内でうるさくなりがちなアーモンドアイ ですが、普段スタートが悪い訳でも無く、今回はむしろ好スタートを切りました。
そして2コーナーの時に、早速やって来ました。アーモンドアイへのブロックプレーが各馬やって来ます。
まずスミヨン騎手のサートゥルナーリアが、アーモンドアイの前の隙間に割って入って来ます。
そしてダノンプレミアムの川田騎手と、ウインブライトの松岡騎手が横に併せて来て、完全に包囲網が完成しています。
1000m59.0秒のペースで、アエロリットの逃げはいつもハイペースなので、普段通りの流れとなっています。
そして最後の直線になった時に、前はアエロリット、横にはサートゥルナーリアとスティッフェリオとダノンプレミアム、どうやって捌くんだろうとハラハラしていました。
そしたら最内がずっと1頭分空いていて、しばらく様子を見ます。
そして内に切れ込んで来ない事を確認したら、「じゃあここ使います」って感じですすんまり内から進路を見つけてきました。
これが展開面も向いたと思っていて、ブロックされていた割には、アッサリと直線捌けたなって感じです。
じゃあこれが運が良かっただけかと言われると、そうでは無いと思っています。
残り200mのところで、スティッフェリオが垂れてサートゥルナーリアとダノンプレミアムのところに、1頭スペースが出来るんですよね。
レースが終わってから言える事ではありますが、ここで捌ける選択肢も1つありました。
もし最内が空かずに、スティッフェリオのスペースで上がって来ても、本来の3馬身差勝ちの着差的に、1着にはなれていたと思います。
最後はルメール騎手が、後ろを確認する程余裕がありましたし、完勝と言っていいです。
本当に恐ろしい馬ですね。国内に敵なしと言っていいぐらいです。
次走は香港かジャパンカップが候補との事ですが、個人的には香港に行って欲しいです。
その中でも2400mの香港ヴァーズに行って、中長距離のレースを見たいです。
そして個人的に来年は、ディアドラのようにヨーロッパに長期滞在をして、国枝調教師がやりたがっていたエネイブルの直接対決に、拘って欲しいなと思っています。
2着〜6着のレース回顧も書きました。読んで頂けると嬉しいです。↓
www.fukusho-wide-man.com