複勝・ワイド男

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【レース回顧】菊花賞 1着ワールドプレミア

クラシック最終戦の今年の菊花賞は、皐月賞馬もダービー馬もいませんでしたが、勝ったのは重賞初勝利でもあるワールドプレミアでした。


スタートは良い形で出れて、3枠5番と言う事もあり、経済コースで脚を貯める競馬が出来ましたね。

3コーナー前でヴァンケドミンゴが近くに来たところで、前を譲って中段に構える形にしましたね。


最終的に7,8番手になり、しかもありがたい事に有力馬のヴェロックスの真後ろにつけれたのが、レースの組み立てがしやすい展開になりました。


2回目の4コーナーでは、ヴェロックスが前に進出してそこでスペースが出来たので、もうここで外に回す必要がなくなり、結局全てのコーナーを経済コースで回る事が出来ましたね。この武豊騎手の判断も、素晴らしいと思います。


最後の直線で先頭の馬が横に膨れつつあったのと、前のヴァンケドミンゴが手応えが怪しかったのもあり、早々に後退して前にスペースが出来ました。


ヴェロックスが早めの先頭だったので、目標にして貯めた脚を使って差し切りと、内枠を生かした堅実な騎乗でしたね。


2着のサトノルークスとはクビ差でしたが、枠や武豊騎手の素晴らしい騎乗があって、もぎ取れた勝利だと思います。


実際馬の強さでしたら、菊花賞ではサトノルークスが1番強い競馬をしたと思っていますし、中距離路線なら重賞を勝てると思いました。


ヴェロックスはやっぱり決め手がもう少し欲しいので、今のままだと小回りコースじゃないと厳しそうですね。


どの馬もこのままだと、古馬混じりのG1に通用するかと言われると、個人的に怪しいところがあります。


ここから4歳までの期間は大きく成長すると思うので、年が明けるまでの立て直しに注目です。