複勝・ワイド男

 14時30分投稿!複勝ワイドが多めの、【完全事前パーセンテージ公開型】の競馬予想ブログです。サイドバーの「競馬予想にあたってのルール」を是非ご覧下さい。

【展望】2019年宝塚記念

 

上半期の中央G1最後の宝塚記念ですね!今年は海外組、大阪杯組、春天組等、各ローテから激突があって、見る方もかなり楽しみです。メンバーも豪華ですし、全頭の展望記事を書きましたので、読んで頂けると嬉しいです。

 

今回も全頭を10段階評価で示しています。

 

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アルアイン

 


前走の大阪杯では、ムチを一発も使わずにキセキやワグネリアンを交わし切っての1着でした。北村友一騎手もコメントで、「アルアインは、集中力をいかに持続させるかが大事。気持ちを萎えさせない為に、あえてムチを使わなかった。」とコメントしていたのが印象に残っています。そうなると、距離延長自体はやはりマイナス要素と見ます。ただ200mの延長なので、大きな影響が出るかどうかは個人の捉え方次第ですかね。個人的には2200mまでなら対応出来ると思っているので、ここでの好走は高いと見ています。

 1着は正直厳しいと思っていますが、2,3着の可能性は高いと思っています。1着が厳しい理由については、大阪杯では内枠で経済コースを回り、最後の直線も前にいたエポカドーロが早々に失速して、前がすんなり空いた展開面の恩恵は多少あった点です。ただブリンカーを付けて一変したようにも思えていて、今回も強力メンバーですが3着以内の信頼度は高いです。大阪杯と同じく10段階で7の評価です。

 

 

 

 

 

 

 

 



エタリオウ

 

 


前走の天皇賞春では、折り合い面の不安を考慮して後方ポツンの競馬をする大味な内容になってしまいました。流石に3200mのレースだと、捲って勝ち切るのは厳しくなり、最後は垂れてしまい4着になっています。

 馬群に入れると掛かってしまうところがあり、どうしても好位の経済コースの選択肢が、取れないのが痛いところです。エタリオウの2着が多い理由としては、ここが大きいのかなと思っています。力はあるのですが、どうしても展開面で泣きを見てしまいます。頭数もG1では少なめとなり、後方に下げても多少はカバーが出来るとは思うので、ここでも警戒はしています。後はこの強力メンバーで、いかに自分の型にはめられるかどうかですね。ハマれば一発、ダメなら脆いと言う事で、評価は5です。

 

 

 

 

 

 

 

 


キセキ

 


前走大阪杯では、エポカドーロの後ろに着く2番手の競馬をして、最後アルアインを捉えきれずの2着となっています。元々追い込みの馬ですから、逃げに拘らなくても問題ないですね。ただキセキのスタートが上手ではないところは、3歳の頃から変わらず出ています。どうしても最初の1,2完歩でモタついてしまうので、最初の脚を使ってハナや番手に出るのが、2,3着の多い理由だと思っています。ただスローペースでなくても、逃げてG1で2着に来る辺りは相当強いですね。今回は多分ハナとなりますので、どんな展開でもスローにはならないと思います。

 今回も自分の競馬が出来ると思いますし、このメンバーでも3着以内では一番信頼が出来ます。また取りこぼしがあるかもしれませんが、ここは10段階で9の評価をします。距離もぴったりだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンチャー

 


天皇賞春では普通に出て、普通に回ってきたのに、直線で全く伸びず10着に敗れています。折り合いも着く馬ですし、特別掛かった訳でもないのに、見せ場が全く無かったのは意外でした。正直去年の今頃とは、状態が全く違うものとなっています。そして今回は、天皇賞春より更にメンバーが強くなりますし、そう考えると今のクリンチャーでは苦戦を強いられると思います。まだ着差を詰める脚があれば検討したのですが、今回は見送り濃厚と判断しています。10段階評価で3です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウナンバッハ

 

 


エプソムカップでは馬場がかなり悪い状況でも、後方から伸びて4着まで伸びていますし、内容としては強い競馬をしたと思っています。稍重発表でしたが、実際には重馬場に近い稍重ですので、このような馬場では普通は後ろからの馬はまず届かないです。そんな中4着に来てますからね、道悪巧者なのかな?と思いました。

 もしこの仮説が正しいなら、梅雨で雨が降る可能性もありますし、馬場が荒れたら3着以内のスタートラインに立てるのかなと言う印象です。普通に力比べとなると、メンバーが大幅強化される宝塚記念では、掲示板すら怪しいと思います。10段階評価で3です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スティッフェリオ

 


前走大阪杯では、若干外を回されながらも、自分の型の競馬を出来た上での7着だったので、着差的にも食らい付けてはいたと思っています。元々ローカル競馬場でのG3を勝って来たと言う事もあって、大阪杯ではメンバー的に厳しいと思っていましたが、4コーナーで見せ場は作っていましたのが好印象でした。今回も自分の型にはめられれば、見せ場は作って、もしかしたら着内争いも・・・と思っています。

 決め手がメンバー内では見劣ってしまうので、前残りの展開は必須条件になります。メンバー的に好位は取れると思うのですが、普通に力比べになったら能力差で負けてしまうの思うので、総合的な判断では4と言う評価です。今回はスローにはならないと思いますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スワーヴリチャード

 

 


ドバイシーマクラシック後の海外帰りでの参戦ですね。ドバイCCではポジションの位置が後ろ過ぎて、最後鋭く追い込んでも3着と言う内容でした。良くも悪くもこの馬らしい内容で、どうしても馬群に入れにくい馬の為、後ろや外を回される展開になりがちです。

 後は良く言われている、右回りの対応ですが、自分はやはりマイナス視しています。昨年の大阪杯を勝ってはいますが、デムーロ騎手の大胆な捲りが吉と出た事もあり、大阪杯より距離も伸びています。何度も捲りが成功するとも思えないので、不安な気持ちが強いです。特に走っていて、右側に斜行する癖があります。右回りで右に馬がいやすい時に、右に斜行するってかなりの致命傷で、追うにも妨害しないと安全圏にいる事を確認しないといけないですね。

 分かりやすいのが2017年の有馬記念と、2018年の安田記念です。有馬記念では実際に直線で右側に斜行して、シュヴァルグランの進路が狭くしてしまう事象がありました。安田記念では直線で、ムチが入って右側に斜行しました。すると真後ろにいたモズアスコットに、追うスペースが出来て差されてしまっての3着となりました。今回幸いなことに3頭立てですが、でも右回りと言う点では割引評価となってしまいます。でもこんな事、皆さんも知っている人も多いのも分かっています。となると、今回人気は落ちて4番人気ぐらいになると思うので、最終的にどれぐらい人気が落ちるかで判断します。メンバーが強いですし、かなり人気が落ちれば馬券検討対象です。評価としては4です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソールインパクト

 

 

前走の目黒記念では好スタートが出来て、経済コースを回っての3着と言う結果でした。折り合い面に不安はないですし、中距離はどこでも対応が出来ると思います。ただハンデ戦で斤量が54キロで、超スピード馬場でも上りが35.3秒と言う状況だと、今回のメンバーでは厳しいかと思われます。G1メンバーと比べると、決め脚がいまいちという点から、阪神内回りの直線の短いコースでは、早仕掛けで前残りの展開に持ち込めるかどうかだと思います。ここでは3の評価でいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タツゴウゲキ

 

 

前走が昨年の宝塚記念と言う事で、1年振りの出走ですね。昨年の宝塚記念は単騎で2番手の追走でしたが、15着の惨敗となっています。正直今年の宝塚記念のメンバーは、昨年より大幅に強化されています。これらの事を踏まえて、1年振りの出走と言う事もありますし、1桁着順も怪しいと思います。10段階で2の評価です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノーブルマーズ

 

 

前走鳴尾記念の5着では、特別に不利もなく競馬をして、直線でも脚が弾けず5着となっています。年始で馬場が悪かった日経新春杯4着や、稍重だった昨年の宝塚記念の事を考えると、馬場は渋った方が得意なのかな?とふんわりとですが考えています。

 昨年好走をした目黒記念2着と、宝塚記念3着は経済コースを回ってイン突きが決まり、他の馬より距離が短縮出来た面が大きいと思っています。メンバーも今年の宝塚記念と比べると見劣りしてしまいますし、苦戦は強いられると思います。道悪巧者なのであれば、土日は雨が降るか微妙なところなので、まずは馬場が悪くなるところから味方につけたいですね。評価は3です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マカヒキ

 

 

前走の大阪杯では、道中は最後方での追い込み態勢になってしまいました。それでも最後は、上がり1位の脚で詰め寄り、4着まで着順を上げています。ここ最近のマカヒキでは、一番内容が濃いと思っています。今までの惨敗とは話が変わってきますし、ここは期待をしても良いのかと思いました。この豪華メンバーでも着内に来る可能性は十分あるのですが、気になるのは追い込みの競馬でどう対応させるかですね。有力どころのキセキとアルアインが比較的前で競馬をするので、仕掛けのタイミングや位置を上げるのか、積極策が必要にはなると思います。岩田騎手なのでイン突きを狙って来そうな予感がするので、13頭立ての利点を活かして、勝つか惨敗するかの競馬が見たいです。大阪杯の内容を評価して6の評価です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リスグラシュー

 

 

QE2世Cでは、4コーナーで外を回されてしまい、経済コースで競馬が出来たウインブライトや、内にいたエグザルタントを交わせず3着となっています。正直内容でしたら、あの香港ヴァーズを勝った、エグザルタントと同じ強さの競馬をしたと思っています。今までは、どうも牝馬限定戦でしか走らないイメージがありました。しかし香港ヴァーズ、金鯱賞、QE2世Cの牡馬の強豪相手でも好走して、自分のイメージが大きく変わりました。阪神競馬場にもきちんと対応していますし、自分の評価は高いです。

 この馬の欠点としては、スタートがあまり上手くないところですかね。キセキ同様、スタート後の1,2完歩がどうもモタつく傾向があり、好位が取れないのが欠点に上がります。その結果、キセキ同様2,3着が非常に多くなる事は、今後も課題として残っていくと思っています。着内の可能性は高いと見ていますし、牡馬相手でも結果を出して来ている点から、今回は8の評価です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイデオロ

 

 

このレイデオロの評価が一番悩んでいます。前走のドバイCCでは、道中掛かってハナに立ってしまい、前に壁が出来ず終始掛かりっぱなしで6着惨敗となっています。振り返ると、昨年のドバイCCでも掛っていましたし、昨年の京都記念も似ていました。3着には来たものの、道中ずっと折り合いを欠いていたので、個人的に輸送が苦手なのかなと思い始めています。

 ただ神戸新聞杯を圧勝しているところもあって、盲信は出来ずにいます。「神戸新聞杯はたまたまだった?」「言うて国内の輸送だし関係ない?」と評価の決断に右往左往しています。でも今のところは輸送はマイナス要素と判断し、関西で競馬をする事には割引としています。

 昨年秋のオールカマー、天皇賞秋、有馬記念内容を見ると、やはり能力は現役最強クラスと言っていいと思うので、最終的な評価は6とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上になります。この競馬ブログを始めて、初のG1シーズンをやり切って既に色々な事がありました。普段から☆を付けて頂ける方には感謝していますし、勿論夏シーズン以降も続けていきます。意見共有や今後の反省点も見つかると思うので、コメントして頂けると嬉しいです。宜しくお願いします!