【レース回顧】ドバイターフ 1着アーモンドアイ
3月30日の深夜に行われた、ドバイターフのレース回顧をして行こうと思います。
勝ったのは日本中が注目をしていた、アーモンドアイが1馬身差の余力残しでの勝利です。
ゲート内で落ち着きのないところがある為、スタートが出遅れないか、かなり注意してみていました。
ゲート内に入った時点でかなり落ち着いていて、初海外ですが問題なくクリアしてくれましたね。
写真はJRA公式HPより
スタートは好スタートを切れて、出たなりで前に着いて行く事が出来ました。
馬番が7番なのですが、序盤で内にスペースが見えたのですが、ここに入れる選択はしませんでしたね。
ルメール騎手は馬の実力を信じて常に外々を回しましたが、これが結果として好判断となりましたね。
理由としてはご覧のとおり、前にいる3頭のゴドルフィン軍団です。
もし先程の写真の内に入れる選択をしたら、チームプレイで進路をブロックされていた可能性があるので、負け筋に繋がりかねないです。
2017年の凱旋門賞で、エネイブルが断然の人気で勝った際も同じ事がありました。
海外競馬では基本となるチームプレイがあります。
包み込ませてまともな競馬が出来ない状態を避ける為に、実力を信じて外々を回すようにしていました。
ルメール騎手も分かっていたのか、実力馬らしい負けに繋がらない競馬をして、1馬身差をつけて4歳春でG1を5勝となる走りをしました。
ルメール騎手も直線で、後続の追撃を確認しながら、追えるぐらいの余裕がありました。
ムチを5,6発使いましたが、結局直線の前半は持ったまんまなので、まだ余力を残しているように見えましたね(笑)
アーモンドアイは年内は海外に専念するとの事ですね。もしあっても年末の有馬記念なのかな?だと思います。
競走馬として一番状態の良い4歳で、海外のG1を挑戦し続けるのは賛成です。
エネイブルに勝つと言う、国枝調教師の大きな目標にも挑戦をして欲しいです。
具体的なレースとしてヨークシャーオークス(8月22日、G1芝2370m)や、インターナショナルS(8月21日芝2050m)のイギリスのレースを、次の候補に挙げています。
次のアーモンドアイの走りを見れるのは8月が濃厚ですかね。凱旋門賞挑戦も視野に入れているとの事で、本当に楽しみです。
陣営が「使ったら反動が出る」と言われている馬なので、この間隔なら問題ないかと思います。
本当にこんな歴史的名馬の現役の姿を、こうやって応援する事が出来て、いち競馬ファンとして嬉しいです。