【レース回顧】高松宮記念 1着ミスターメロディ
久しぶりのレース回顧になります。G1は出来る限りレース回顧の記事も載せて行きたいと思います。
1着はミスターメロディとなりました。
ミスターメロディは内枠と、セイウンコウセイの直線の動きにも助けられたと思っています。
内枠で経済コースで常に運んでいて、道中の距離ロスをなく進められました。
そして最後の直線で、進路を見つける為福永騎手が探っていたのですが、前のセイウンコウセイが直線で追った時に右に寄れましたね。
そこで一気に道が開き、ミスターメロディがそのまま追える展開となりました。
JRAより転載。赤ミスターメロディ、青セイウンコウセイ
ただ4コーナーを回っている時に、隣の黄色帽子のラブカンプーの手応えが怪しかったです。
もしセイウンコウセイが真っ直ぐ走っても、ミスターメロディのスペースが、全く無くなると言う事は無いと思います。
ラブカンプーが沈んだ所を狙って通れば、ミスターメロディの道が出来る為、福永騎手はずっと追い出しを待っていた為、そこを狙っていたのかなと思いました。
どの道前がどん詰まり展開は無さそうだった為、セイウンコウセイの寄れが無くても、3着は確保出来ていそうです。
2着はセイウンコウセイです。
セイウンコウセイ視点だと、逆に言うとまっすぐ走れていれば1着だったのかなと思います。
結果から見てしまうと、ミスターメロディの手助けをする競馬となってしまった為、惜しかったと思います。
ただ600m33.1秒のペースで前で走ったのに、そのまま2着に残ったのは素晴らしい内容だと思います。
G1馬として、復活と言っていい競馬をしたと思います。