複勝・ワイド男

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【レース回顧】天皇賞春 1着フィエールマン


昨日は東京競馬場に1日行ってた為、疲れでレース回顧の記事を書く気力が湧きませんでした。



現在実家へ移動中の為、この時間で書いています。





1着 フィエールマン


まず言いたい事は、馬が強過ぎました。騎手の判断も大胆ながらもお見事でした。軽視してごめんなさいのレースの一言です。

実はフィエールマン、道中かなりかかっていましたね。


最初のコーナーでもう行きたがる素ぶりをしていて、最初の4コーナーではかかってしまい前に行ってしまいました。


そして正面スタンド前では、グローリーヴェイズの後ろにいたのに、抜き去ってしまい正直後ろの馬にとっては標的でしかない運び方です。


※7番グローリーヴェイズ、10番フィエールマン


そして2回目の向正面でも、ずっとカリカリしながら体力の消耗が激しい運び方をしていました。


2回目の3コーナーでスパートをかけてしまい、これは垂れるだろうと思ったら、そこからロングスパートを大成功させてしまいましたね。


ルメール騎手もここで、下手に落ち着かせようと止めさせようとしたり、前に壁を作らせようとせずに、終始行かせたいように行かせた判断を徹底していました。


2回目の4コーナーでは、もう行かせたいように行かせた結果、いきなり先頭に立ってしまいました。


これもまた周りから的にされてしまう乗り方なんですよね。


そしてグローリーヴェイズの猛追を受けたのですが、そこからまさかまさかの1段階2段階とギアと上げて振り切ると言う、これで勝ち切るのが不思議に思いました。


正直内容としては悪い方のフィエールマンなのですが、これで勝つとは能力がズバ抜けてるとしか言いようがないですね。


3着とは6馬身差をつけていますから、このメンバーでは今の状態のフィエールマンには、お手上げだと思いました。


鞍上のルメール騎手も、大胆な騎乗が勝ち筋を引けたレースでした。





2着 グローリーヴェイズ


レース内容でしたら、この馬が1番強い運び方をしたと思います。


折り合いが抜群について、完璧に運んでいました。


フィエールマンがかかって前に行ってしまった時も、ジッと我慢をして脚を貯め続けていました。

※赤グローリーヴェイズ、青フィエールマン


2回目の3コーナーでフィエールマンが前に行った時に、戸崎騎手は完全にフィエールマンをマークに切り替えましたね。


そして4コーナーではフィエールマンの真後ろに構えると言う、騎乗としては完璧に近い乗り方としたと思っています。



普通ならグローリーヴェイズの完勝のレースです。


ただフィエールマンの状態が普通じゃなかったと、片付けて良いと思います。


正直あのままロングスパートを決められるとは思っていないと思うので、騎手の判断に関しては正しい選択をしたと思っています。


3着とは6馬身差ですからね。戸崎騎手も自信手応えで直線を迎えたと思うのですが、これは相当悔しい2着だと思います。




今回はフィエールマンが実力でねじ伏せたレース内容で、こんな競馬で負けるならフィエールマンが強かったと言って良いと思っています。


でもやはり適性は中長距離だと思うので、2400m前後がベストだと思います。


凱旋門賞の1次登録もしたとの事で、秋がどうなるかですね。


早速凱旋門賞でのルメール騎手問題が起きそうですが、陣営がどう判断するか楽しみです。